【特集】十五夜に聴きたい「月」がテーマのV系名曲10選


夏が過ぎて過ごしやすい季節になってきました。9月といえば十五夜ということで、今月は十五夜に聴きたい「月」をテーマにしたヴィジュアル系ソングを集めてみました。今回も1990年〜2010年くらいの、しっとりとした曲&ポップな曲を中心にセレクトしています。

【Femme Fatale】
Moon(2014年)
Femme Fataleの他、昨年復活を遂げたSchwarz Stein、シャンソン歌手“かや”としても、勢力的な音楽活動を続けるKaya様率いる5人組バンド。ワルツのリズムに乗せたピアノとヴァイオリンによる美しい旋律は、まさに正統派耽美ヴィジュアル系ソング。リラックスできる一曲です。

【Kagrra,】
月に斑雲 紫陽花に雨(2010年)
徹底した和の世界観をモチーフに、切なさと疾走感溢れる展開がKagrra,らしい一曲です。当時、結成10周年を迎えたKagrra,にとって20枚目のシングル曲ですが、同年惜しまれながらも活動終焉を宣言し、翌年その活動に幕を閉じました。彼等が残した素晴らしい音楽は今でも多くの人の心に刻まれています。

【Alice Nine】
銀の月 黒い星(2005年)
現在、A9として活動する彼等が、まだアリス九號.名義だった頃にリリースした2ndシングル。今では定番となった、いわゆるキラキラ系の先駆者として、当時のV系シーンに新風を起こしたのではないでしょうか。端正なルックスもさることながら、パフォーマンス・楽曲にフォロワーを惹き付ける魅力を感じます。

【Janne Da Arc】
月光花(2005年)
累計30万枚以上を誇るJanne Da Arc最大のヒット曲。アニメ「ブラック・ジャック」のタイアップ効果もあり、ファン以外の数多くの視聴者にJanne Da Arcの存在を認知させるきっかけとなりました。Yasuの抜群の歌唱力と楽曲クオリティは、まさに名曲と呼ぶに相応しいですね。

【ナイトメア】
月の光、うつつの夢(2004年)
5thシングル「シアン」のカップリング曲です。和の情景が浮かぶ、趣ある歌詞とメロディが印象的で「聴かせるナイトメア」を堪能できる曲です。一見、正統派V系バンドのようでありながら、特定のスタイルに捕われないメイク・世界観・パフォーマンスが、ナイトメアの魅力のひとつなのかも知れません。

【Laputa】
Masquerade(1999年)
メジャー前期となる東芝EMIからのオリジナルアルバムとしては最後の作品となる「翔〜カケラ〜裸」収録曲。純粋なハードロック・メタルサウンドを基盤に、Laputaのコンセプトでもある「ダーク・ハード・メロディアス」を兼ね備えたこの曲は、アルバム曲でありながら存在感抜群の名曲です。

【PENICILLIN】
Blue Moon(1996年)
エッジの効いた千聖のギターワークが印象的なPENICILLINのメジャーデビューシングル。デビューから僅か2ヶ月で2ndシングル、翌月にフルアルバム、さらに翌月には日本武道館2days、その直後にはソロ活動という異例の速度で活動を展開。バブル絶頂期へ向かう当時のV系シーンの勢いが感じられます。

【黒夢】
Miss MOONLIGHT(1995年)
自身初のオリコンアルバムチャート首位獲得作品「feminism」に先立ってリリースされた4thシングル。メンバーの脱退を受けレコーディングされた本作は、歌のテイク、アレンジにもこだわりの強いものとなり、2011年以降の再始動後においてもライブで度々演奏される名曲となりました。

【LUNA SEA】
MOON(1991年)
月から連想される神秘的なイメージ、壮大なスケールをここまで見事に表現した楽曲は他にないのでは?と思う程、圧倒的完成度を誇る本楽曲。インディーズにして、これほどの表現力とクオリティに到達していた点こそ、LUNA SEAがモンスターバンドと形容される由縁ではないでしょうか。

【D’ERLANGER】
MOON AND THE MEMORIES(1991年)
メジャー1stアルバム「BASILISK」に収録され、再結成前のラストツアーを飾ったタイトルナンバーがこの曲。DARLIN’やLA VIE EN ROSEなどに代表される攻撃的なイメージが強いD’ERLANGERの楽曲の中で、ひと際ポップであり、優しさに満ちあふれたナンバーとなっています。


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