【イベント】5分で分かる!<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016>出演バンドの特徴まとめ・PART3


間もなく開催を迎える<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016> 当日はWOWOWメンバーズオンデマンドのライブ配信や、60時間ぶっ通しのニコ生中継が決定しました!出演バンドまとめPART3の今回は、第4弾で発表された残りのバンドを解説します!


NOCTURNAL BLOODLUST


出典:http://visual-japan.com

結成当初はエクストリーム・メタルのバンドとして活動していたが、突如ヴィジュアル系へと転向。メタルシーンで人気のバンドなだけに、その変化は衝撃的だった。脱V化するバンドは珍しくないが、その逆パターンという稀なケースである。

テクニックが物を言うメタル畑出身なだけに高い技術力を誇る。転向後もSCREAM OUT FESTに出演するなど、ジャンルの垣根をぶち壊すサウンドを発し続けている。

▼MEMBER
Vocal:尋
Guitar:Daichi
Guitar:Cazqui
Bass:Masa
Drums:Natsu
▼BIOGRAPHY
2009年:結成
2011年:V系に転向
2013年:現メンバー体制となる
2016年:SCREAM OUT FEST出演


DEZERT


出典:http://visual-japan.com

最近のV系としては比較的派手さを抑えた外見が特徴だが、その風貌とは裏腹に繰り出すサウンドは実に攻撃的だ。カリガリ、蜉蝣、メリゴ辺りを連想させる曲タイトルから分かるように、かつてのコテ系バンドを彷彿とさせるサウンドやテンポ感が特徴である。

当時のシーンを通過した人には懐かしくもあり、今の若い世代にとっては新鮮に感じられるだろう。

▼MEMBER
Vocal:千秋
Guitar:Miyako
Bass:SaZ
Drums:SORA
▼BIOGRAPHY
2011年:結成
2011年:現バンド名に改名
2015年:現メンバー体制となる


DaizyStripper


出典:http://visual-japan.com

ネオ・ヴィジュアル系ブームが成熟をみせる頃、彼らをはじめ、SuG、メガマソといった新世代のバンドが数多く誕生した。彼らの存在はオサレ系から、後に派生するキラキラ系への橋渡しという、一つの分岐点となったのではないだろうか。結成時から人気は高く、結成翌年にしてhide memorial summitという大舞台への出演も果たした。

今年は結成10周年を目前に控え、全県ツアーを敢行するなど、その勢いは今なお留まることを知らない。

▼MEMBER
Vocal:夕霧
Guitar:まゆ
Guitar:なお
Bass:Rei
Drums:風弥
▼BIOGRAPHY
2007年:結成
2008年:hide memorial summit出演
2011年:初の海外単独ライブ
2014年:現メンバー体制となる


ダウト


出典:http://visual-japan.com

昨今のヴィジュアル系を象徴する王道的スタイルである一方、特定の形に留まることなく、シーンの流行を敏感に察知しながら、自身のスタイルを築き上げてきたバンドではないだろうか。

ヴォーカリストの幸樹はその傾向も顕著で、ソロではムード歌謡歌手「花見桜幸樹」として活動したり、かつてはMatina、SPEED-DISK、PS COMPANYと著名なレーベルに所属してきたことで、古くから自身の可能性を追求してきた存在だといえる。

▼MEMBER
Vocal:幸樹
Guitar:ひヵる
Guitar:威吹
Bass:玲夏
Drums:直人
▼BIOGRAPHY
2006年:結成
2009年:欧州ツアー敢行
2011年:メジャーデビュー
2015年:現メンバー体制となる


ASH DA HERO


出典:http://visual-japan.com

HYDE、VAMPS所属のレーベル「VAMPROSE」よりデビューの新人ソロヴォーカリスト。典型的な「ロック像」を誇張したキャラクターとプロモーションのあざとさは否めないものの、肝心の歌唱力は目を見張るものがあり、レーベルが猛プッシュする理由も頷ける。個人的に中島卓偉 (TAKUI) に近いイメージを感じる。

厳密にはヴィジュアル系では無いが、V系ファンにも受け入れられる要素を秘めたアーティストである。

▼MEMBER
Vocal:ASH
▼BIOGRAPHY
2015年:メジャーデビュー
2015年:イナズマロックフェス出演


FEST VAINQUEUR


出典:http://visual-japan.com

ほぼ同メンバーで構成された前身バンド時代も含めると10年近いキャリアである。そんな彼らの強みは、近年主流のハードなサウンド感を意識しつつも、かつてヒットチャートを席巻したV系ソングを彷彿とさせる圧倒的にキャッチーなメロディセンスではないだろうか。

ヘヴィネスに走りがちなバンドが多い中、流行に流されないサウンドメイキングや、ヴィジュアル系のツボを抑えたメロディラインは、ただただ好印象だ。

▼MEMBER
Vocal:HAL
Guitar:GAKU
Guitar:I’LL
Bass:HIRO
Drums:KAZI
▼BIOGRAPHY
2005年:前身バンド結成
2010年:結成
2012年:現メンバー体制となる


摩天楼オペラ


出典:http://visual-japan.com

メタルサウンドといえばモダン・ヘヴィネスといった雰囲気漂う昨今のV系シーンにおいて、伝統的なネオクラシカル様式美を展開する貴重なバンドのひとつだ。メンバーにキーボードを要することで、シンフォニックな楽曲の世界観を表現している。

ベースの燿は東京学芸大卒、キーボードの彩雨は慶應義塾大卒で情報誌に連載を持つ等、メンバーの学歴が高く、活動の幅が広い点も特徴だ。

▼MEMBER
Vocal:苑
Bass:燿
Drums:悠
Keyboard:彩雨
▼BIOGRAPHY
2007年:結成
2010年:メジャーデビュー
2016年:Anzi(Gt)脱退


heidi.


出典:http://visual-japan.com

バンド名の読みは「ハイヂ」であるが、由来は“アルプスの少女ハイジ”とは関係なく、音の響きや覚え易さでチョイスされている。そんなバンド名と同様、ポップで耳馴染みのよい楽曲が多く、良い意味でV系の固定観念に縛られないバンドだ。

2011年に風間俊介主演で公開された映画「前橋ヴィジュアル系」には、主題歌提供の他、メンバー自身も映画に出演し話題となった。

▼MEMBER
Vocal:義彦
Guitar:ナオ
Bass:コースケ
Drums:桐
▼BIOGRAPHY
2006年:結成
2010年:メジャーデビュー
2011年:AM2(アメリカ)出演


Versailles


出典:http://visual-japan.com

「薔薇の末裔」をテーマに、ヴィジュアル系とネオクラシカルの様式美を融合させた世界観を表現している。中でもHIZAKIのクサさ溢れるギタープレイは、海外のオーディエンスやメタラーの間でも高い支持を得ている。

昨年開催されたヴォーカルKAMIJOの活動20周年ライブでは、Versaillesの他、LAREINE、NEW SODMYという自身のキャリアを包括する全バンドが、かつての主要メンバーを迎えて復活したことでも大きな話題となった。

▼MEMBER
Vocal:KAMIJO
Guitar:HIZAKI
Guitar:TERU
Bass:MASASHI
Drums:YUKI
Bass:Jasmine You
▼BIOGRAPHY
2007年:結成
2008年:欧州ツアー敢行
2009年:メジャーデビュー
2010年:現メンバー体制となる
2012年:活動休止
2015年:活動再開


The THIRTEEN


出典:http://visual-japan.com

2016年より活動を開始したばかりのユニット。当初、素性を隠した状態でwebを中心とした告知プロモーションが行なわれ話題となった。そのメンバー構成は2015年に活動休止を宣言したSadieのボーカル真緒とギタリスト美月である。

どちらかといえば暗くマイナーな音楽性のSadieだが、その雰囲気は残しつつ、ややパンキッシュでメジャーなコード感が印象的である。

▼MEMBER
Vocal:真緒
Guitar:美月
▼BIOGRAPHY
2016年:結成


HERO


出典:http://visual-japan.com

ex.MASKのJINをヴォーカルとした4人組バンド。

無駄のないシンプルなバンドサウンドを中心に、突き抜けるほどに爽やかでポップな楽曲と、JINの優しくも甘いヴォーカリゼーションが絶妙に絡み合う。ヴィジュアル系とは思えない唯一無二の世界観が魅力的だ。

▼MEMBER
Vocal:JIN
Guitar:SARSHI
Bass:yu-ta
Drums:Yusuke
▼BIOGRAPHY
2007年:結成
2009年:現メンバー体制となる
2013年:メジャーデビュー


defspiral


出典:http://visual-japan.com

the Underneath(TRANSTIC NERVE)を前身として、ほぼ同じメンバーで長年活動を続けるバンドである。前々身となるTRANSTIC NERVEはX JAPANのhideに見出されたことで知名度を高めただけに、楽曲センス、演奏力全てにおいて、圧倒的なクオリティだ。

時代に合わせた飽きの来ないサウンドメイキングでありながら、根底に流れる彼ららしいメロディンラインは不変であり、秀逸である。

▼MEMBER
Vocal:TAKA
Guitar:MASATO
Bass:RYO
Drums:MASAKI
▼BIOGRAPHY
2010年:結成
2012年:初の主催イベント
2015年:初の海外公演


THE MICRO HEAD 4N’S


出典:http://visual-japan.com

ex.FANATIC◇CRISISのギタリストkazuyaとSHUN.そしてex.D’espairsRayのリズム隊ZEROとTSUKASAという、90年代、2000年代を代表する2大バンドのメンバーを中心に構成された奇跡のバンドである。ヴォーカリストは当初DASEINのRickyが務めていたが、昨年より元A(エース)のNimoが次期ヴォーカルとして加入した。

ドラムのTSUKASAは、初のヴィジュアル系演歌歌手「最上川司」として昨年演歌デビューを果たし、話題となった。

▼MEMBER
Vocal:Nimo
Guitar:kazuya
Guitar:SHUN.
Bass:ZERO
Drums:TSUKASA
▼BIOGRAPHY
2011年:結成
2015年:現メンバー体制となる


⇒PART1(第1〜3弾発表バンド)はこちら
⇒PART2(第4弾発表バンド・前編)はこちら
⇒PART3(第4弾発表バンド・後編)はこちら
⇒PART4(第5〜8弾発表バンド)はこちら
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